Thursday, July 30, 2020

留守番とカミナリ

夏の沖縄は雷雨が多い、らーは雷が怖かったからお留守番のとき、怖い思いしてたよね。ま、母ちゃんがいたってさ、雷が怖いのは同じなんだけど、母ちゃんがいるほうが気もまぎれて良かったはずだよね。

でも、いつも母ちゃんは仕事に行ってたから、一人でどこに隠れようかと右往左往したでしょ。その証拠に、雷雨の日に帰宅したら、らーが母ちゃんのベッドで吐いた後があったり、らーのベッドのタオルケットも剥がされて、隠れ場所のケージの中も荒れ放題、リビングのカウチも荒れ放題、最後はいつもシャワールームに大きなカラダを押し込んで隠れて寝ちゃっていたね。

この家に越してきたとき、シャワー室が狭くて、窓がないのが問題だと思ったの。だって、らーのシャンプーには本当に狭すぎる。だけど、後で気が付いた。この狭くて窓がないシャワールームが、らーのシェルターにピッタリで、雷から隠れるには、ちょうどいい場所だった。

「ゴロゴロよ~僕はいませんよ」って言いながら隠れていつの間にか居眠りしてたんだよね、らー。

らーとわたしは、庭付きの小さいアパート暮らし、それでも毎週きれいな海で泳いだし、きれいな公園でお散歩も日常だった。

わたしは豊かな暮らしだったと思っているよ、らーはどう思う?

母ちゃん、いってらっしゃい