Sunday, June 28, 2020

何をどう書こうか

犬と暮らした日々を書き残したくて、犬の介護生活から書き出したら、途中で挫折してしまった。

犬が自力で動けなくなったところから、介護生活を順を追って書くと感情がその時の苦しい状態に引き戻されてしまい、泣いてばかりで書き続けることができなかった。

思えば、介護生活は彼(犬)の13年8ヶ月の一生のうちの最後の8ヶ月であり、倒れるまでの13年間は歩き、泳ぎ、食べて、楽しい思い出の方が圧倒的に多い。

だから、今日楽しい思い出を書きたければそうすればいいし、安楽死さえ考えた苦しい時期を書きたければそうすればいい、書き続ければ、きっと最後に13年と8ケ月、わたしとともに生きてくれた、らー(犬)の一生を残すことができるはず。

書きたいときに、書きたいことを、気が向くままに書く。

ルールは、あきらめないこと、気が済むまで書くこと。


Rakun
When he was about to become four years!
Rakun photo by Kaori

友人のリクエストで絵本用に書いてみた

大きくてやさしい黒い犬のはなし

らーくん


それは、ほんの少し前のことです。
くまさんのような、大きな犬のお話です。

とつぜんですが、♪森のくまさん♪ という歌を知っていますか? 歌の中で、お嬢さんが森を歩いていると、くまさんに出会います。
 
想像してみてください、森の中で突然、くまさんに出会ったらびっくりですね!
でも、歌の中のお嬢さんは、くまさんとすぐに仲良しになりました。 くまさんは、見るからにやさしそうで、楽しそうだった。だからお嬢さんは、くまさんに出会っても、怖くなかったのだと思います。